準集中処理・集中処理

T.12 活性汚泥法(Activated Sludge)

概要活性汚泥法は、高濃度の微生物を利用して汚水を浄化する生物処理システムです。この技術は、複数の槽を組み合わたユニットで構成されています。好気的な状態を保つため、微生物に酸素を絶えず供給し続ける必要があります。これにより、汚水中の有機物を分...
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T.11 UASB(上向流嫌気性汚泥ろ床)

概要UASBは、汚水を槽の底から上方向へ流して浄化する単一槽のプロセスです。 汚水は、微生物の層である「汚泥ろ床」の中を通過します。 このろ床が汚水をろ過し、有機物を分解・処理します。 浄化槽よりも小さな容積で、より高い水質の処理水を得るこ...
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T.10 散水ろ床(Trickling Filter)

概要散水ろ床は、ろ材表面の微生物の膜(生物膜、バイオフィルム)で汚水を浄化するシステムです。 最大の特徴は、酸素を好む微生物が好気的な条件下で汚れを分解する点にあります。 また、人工湿地(T7, T8, T9)と比較して、より狭い土地に設置...
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T.9 垂直流人工湿地(Vertical Flow Constructed Wetland)

概要垂直流人工湿地(VF CW)は、植物を植えたろ過層に廃水を垂直に通す浄化技術です。 水平流型(T.8)とは異なり、ろ過層内を好気的な状態に保てるのが大きな特徴です。 その理由は、汚水を間欠的に散布することで、空気が層内に引き込まれるから...
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T.8 水平流人工湿地(Horizontal Subsurface Flow Constructed Wetland)

概要水平流人工湿地(HSF CW)は、砂利や砂を満たした盆地状の層の中に湿地植物を植え、その中を汚水が水平に通り抜けるように設計された浄化技術です。自由水面型人工湿地(T.7)とは異なり、水面が常に充填材(フィルターメディア)の表面よりも下...
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T.7 自由水面人工湿地(Free-Water Surface Constructed Wetland)

概要自由水面人工湿地(FWS CW)は、自然界に存在する湿地や沼地、湿原などが持つ浄化プロセスを模倣し、人工的に設計された汚水処理技術です。水平流人工湿地(T.8)とは異なり、処理水が地表をゆっくりと流れ、常に大気や直射日光にさらされている...
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T.6 曝気池(Aerated Pond)

概要曝気池は、機械的曝気装置によって酸素を供給し、水中の好気性微生物と汚水を混合させることで有機物を分解する処理技術です。光合成による酸素供給に依存せず、曝気装置によって酸素を直接供給するため、安定化池(T.5)よりも深い水深で高負荷の排水...
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T.5 安定化池(Waste Stabilization Ponds , WSP)

概要安定化池(Waste Stabilization Ponds, WSP)は、人工的に造成した池で排水を自然処理する技術です。池は (1) 嫌気性、(2) 通性、(3) 好気性(成熟)の3種類があり、嫌気性→通性→好気性の順に直列配置して...
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T.4 嫌気性フィルター(Anaerobic Filter)

概要嫌気性フィルターは、固定床型の生物反応槽です。1つまたは複数のろ過槽を直列に配置した構造を持ちます。排水がフィルターを通過する際に粒子が捕捉され、フィルター材(ろ材)表面に付着した嫌気性バイオマス(汚水中の有機物を分解して増殖する微生物...
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T.3 ABR: 嫌気性バッフルドリアクター(Anaerobic Baffled Reactor)

概要ABR(嫌気性バッフルドリアクター)は、浄化槽(S.9)を改良した技術で、内部に設けられた複数のバッフル(邪魔板)により排水が強制的に上向きに流れる仕組みを備えています。これにより、排水が槽内の嫌気性汚泥と長時間接触し、有機物の分解効率...